マウスピース矯正(インビザライン)
マウスピース矯正(インビザライン)とは?

従来のワイヤーを用いた矯正装置とは違い、透明なマウスピースを用いた矯正装置です。そのため、装置を着用していることが目立ちにくい特徴があります。周りの人に気づかれないように矯正治療をすることができます。
人前で話す職業の方でも矯正治療を知られることなく、マウスピース型矯正装置(インビザライン矯正システム)を行うことができます。実際に、アナウンサーや歌手、俳優という職業の方も多く治療されています。
マウスピース型矯正(インビザライン矯正システム)のメリット

インビザラインとワイヤーでどっちがいいの?
マウスピース型矯正装置(インビザライン矯正システム)は目立ちにくいという特徴だけでなく、痛みが出にくいという特徴があります。従来のワイヤー矯正では次にワイヤーを交換するまでの間、矯正治療を発揮するように調整していました。
マウスピース型矯正装置(インビザライン矯正システム)は一つのマウスピースを使用する7~14日間の間に動くのに必要な矯正力だけ、力がかかるようになっています。そのため、矯正力はワイヤー矯正に比べて小さくなるようになっています。

アレルギーになりにくい!?
素材はペットボトルにちかいプラスティック系の材料とされています。ワイヤー矯正を金属アレルギーのために断念した方にも、矯正治療に取り組むことができます。ただ、まれに素材に対して適応できない方もいます。
マウスピース型矯正装置(インビザライン矯正システム)の素材は日々、改良されています。粘弾性の素材なのでより歯に接して、適切な矯正力を発揮するように考えれています。

目立ちにくく、違和感の少ない!!
マウスピース型矯正装置(インビザライン矯正システム)は違和感が少ないのも特徴です。厚さは0.5mm程度で、マウスピースが覆うのは歯の部分が中心です。上下ともに入れても大きな違和感は生じにくいです。
ワイヤー矯正では金属のブラケット厚み、ワイヤーとそれを固定する金属やゴムなどが必要です。どうしても、唇や舌に触れると違和感を生じます。場合によっては口内炎になることもあります。
マウスピース型矯正(インビザライン矯正システム)の流れ

①矯正相談
まず、ご来院された方は矯正相談でお話を伺います。どのような希望があるのかなど、詳しく聞かせていただきます。それを踏まえてマウスピース型矯正治療法(インビザライン矯正システム)で治療が可能か、マウスピース型矯正治療法(インビザライン矯正システム)の特長などを説明します。

②検査
お顔の写真、お口の中の写真、レントゲン、虫歯の検査、歯周病の検査などの資料採得をします。現在の状態を検査します。時間としては30分くらいで終わります。

③診断
検査で採得した資料をもとに治療方針を決定します。むし歯がある場合は矯正治療の前に治療を勧めることもあります。矯正治療の診断結果で納得していただいた方は、シミュレーション作成用の型取りへ進みます。

④型採り
マウスピース型矯正治療法(インビザライン矯正システム)では2通りの型取りの仕方があります。シリコン印象で型を採る方法が今まで主流でした。シリコン印象材で型を採るので時間がかかるため、少し苦しいことがあります。最近は光学印象を用いることが増えています。マウスピース型矯正治療法(インビザライン矯正システム)ではiTeroという光学印象を用います。

⑤治療説明
型採りから作成したデータをもとにシミュレーションを作成します。シミュレーションの作成には2~3週間ほどかかることが多いです。シミュレーションで患者さんごとに最適の治療計画を作成します。実際に見ていただき、納得のいく治療計画で治療を進めることができます。

⑥治療開始
いよいよ、マウスピース型矯正治療法(インビザライン矯正システム)の治療が開始します。治療が始まると、アタッチメント(歯の表面のポッチ)やIPR(歯と歯の間の隙間を作る)など通院して行わなければならないことがあります。順調ななら、2カ月に一度の通院で経過を見ていきます。
マウスピース矯正(インビザライン)のよくある質問
インビザラインではクリンチェックというソフトウェアでシミュレーションを作成します。クリンチェックでは0.1mm単位で歯の移動をコントロールします。従来の矯正治療で用いていたような抜歯基準よりもさらに細かく判断できるので、抜歯になる割合を減らすことにつながります。
クリンチェックで治療計画を作成するときに、抜歯を回避する施策をすると抜歯をしなくても多くの矯正治療が可能です。また、抜歯を選択するときでも最小の本数の抜歯で済むように治療計画を作成します。親知らずの抜歯もクリンチェック上で判断できるので、できる限り親知らずを抜歯せずに治療をすることも可能になっています。
ワイヤー矯正では矯正治療の期間を歯科医の経験から判断することが多いのではないでしょうか。マウスピース矯正(インビザライン)ではクリンチェックというソフトウェアで治療に必要なマウスピースの枚数が決まります。マウスピースの枚数から治療期間が決まることになります。
マウスピース矯正(インビザライン)が治療計画通りに進めば、(枚数)×(1つのマウスピースの使用日数)が治療期間です。ただ、マウスピース矯正(インビザライン)では治療計画通り、一度で治療が完成することは多くありません。途中でマウスピースが合わなくなったり、最後まで行っても治療計画通りでない場合があります。
そこで、マウスピース矯正(インビザライン)では、追加でマウスピースを作成します。追加でマウスピースを作成する回数が多くなると、治療期間も長くなります。追加の治療は最初よりも短くなり、回数も2回くらいが多いです。追加になる可能性が高い症例では、追加を考慮して治療期間を推測します。
世田谷区に住んでいる方の多くは渋谷や新宿へ通勤・通学で行かれると思います。確かに渋谷や新宿には多くのマウスピース矯正(インビザライン)を行っている医院があります。マウスピース矯正(インビザライン)に特化している医院もあります。
地元の世田谷区の医院とターミナルの医院でどちらがいいかは一概に決められません。ターミナルの多くの症例を手掛けている医院の方が確かに安心感もあります。一方、地元の世田谷区の医院の方が親しみやすさや何かあったときの安心感があります。
最近は多くの医院で矯正相談を無料で行っているところがあるので、一度、相談に行ってみることがいいでしょう。実際に医院に行って、通いやすさや雰囲気を体感してみると自分に合った医院が見つかると思います。インターネットなどの情報だけでなく、百聞は一見に如かずではないでしょうか。
マウスピース矯正(インビザライン)は装置代として、80万円前後が必要になります。高額な費用が発生するので一回で払うの難しい方もいらっしゃると思います。でも、矯正治療をあきらめたくないという意見は多いです。
近年、多くの医院ではデンタルローンを用意している医院が多くなっています。分割払いを利用すれば月々の支払いで、矯正治療を始めることができます。どのようなローンを用意しているかは歯科医院に聞いてみることをお勧めします。
マウスピース矯正(インビザライン)ではインビザラインGO(ゴー)とインビザラインライトという、治療方法があります。これらは全体的に歯を動かさなくても矯正治療が可能な症例に適応されます。
インビザラインGO(ゴー)は奥歯の2本除く、上下20本が対象になります。マウスピースの枚数が20枚と決められています。主に前歯だけの治療に適しています。ただ、マウスピースの枚数が20枚なので複雑な症例には適さないことがあります。
インビザラインライトはすべての歯を動かすことはできますが、マウスピースの枚数が14枚と少なめです。前歯だけでなく、部分的な矯正治療に向いている言えます。
マウスピース矯正(インビザライン)では通常の全体的に動かすだけでなく、前歯だけや部分的に動かすなどの選択ができます。前歯だけの場合では全体的に動かすタイプよりも期間が短く、費用も抑えられるというメリットもあります。
インビザラインにはファーストやティーンなどの、子供向けの向けのプランが用意されています。なので、小学生や中学生でも適応可能となっています。
インビザラインファーストは乳歯から永久歯に生え変わる途中の歯列が適応になります。適応となる歯列が決まっているので、詳しくは歯科医院で診てもらわないと適応となるかわかりません。インビザラインファーストからインビザラインへ移行するプランもあるので、長い目で矯正治療に取り組むことができます。
インビザラインティーンというプランもあります。通常のインビザラインとは大きく変わりませんが、使用時間が分かるように色の変わるボタンが付いています。装着時間が一定時間に達していると、色が変わります。

世田谷区矯正歯科
マウスピース矯正(インビザライン)
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