インビザライン ゴムかけのエトセトラ

インビザラインのゴムかけとは?

インビザライン治療ではいくつかの目的でゴムを併用します。ゴムをかける方法として、マウスピースに切れ込みを入れてマウスピースの辺縁に小さなフックを作り、そこにゴムをかける方法と、歯の表面に小さなボタン上の突起を接着して、このボタンにゴムをかける方法があります。それぞれ使う用途が違うので、どちらの方法を選択するかはケースによって変わってきます。
ゴムには直径と太さで複数の種類があります。大きさと太さで、かかる力が変わってくるので、ケースによって適切なゴムを選択します。

ゴムかけはいつから始める

ゴムをかける時期は、目的によって変わってきます。スタートからかける場合と、特定のステージからかけ始める場合があります。ゴムをかける目的だけではなく、歯の動きを見る必要もあります。歯の動き具合によって、ゴムをかけ始める時期も変わってきます。ゴムをかけ始めるタイミングは歯科医院で指示あると思います。

ゴムかけの効果どうなの?

ゴムをかける目的によって効果も違います。歯を動かす固定源になる歯を動かさないでより強い固定源とするときは、効果としては動かす方の歯がしっかりと動けばいいことになります。

また、動きにくい歯をしっかりと動かすことを目的とする場合は、しっかり動かしたい歯が動けば効果があったと言えます。

その他に顎の位置を前方や側方に若干動かしたいときは、顎の位置が誘導したい方向に動いていれば、効果があったと言えます。

ゴムかけは痛い!?

ゴムをかけると歯に大きな力がかかることがあるので、ゴムをかけない場合と比べて痛みが出ることがあります。痛みが継続する場合は歯科医院に相談して、ゴムをかけることを中断する場合もあります。

9月 24, 2021インビザラインのエトセトラ